ほぼ週刊よこやま

ある一人の友達のために始めたニュース解説記事。私の視点から見えるもの。

【ポストトゥルースの終焉②】

はい。続きを書いていきます。

なぜポストトゥルースが陰りを見せ始めたのか。

というようなことをことを書ければと思います。

 

ポストトゥルースの失速

そもそものポストトゥルースの始まりは

泡沫候補扱いだったトランプの米国大統領選での躍進でした。

そして『ポストトゥルース終わりの始まり』となったのもまたトランプでした(と私は勝手に思っています)。

きっかけはトランプの大統領就任です。

 

繰り返しになりますがポストトゥルースとは『虚偽の内容』であっても

大衆の耳に心地よい情報であれば是とされる状況です。

背景には経済状況や社会状況への市民の不満があるわけですが

為政者、扇動者はその原因となるものを具体的かつ簡潔に指摘し

その原因を取り除けば全ての問題が解決するというような主張を展開します。

トランプの場合アメリカ弱体化の原因をメキシコ等からの移民の流入に求め

それを止めることが問題の解決になると主張し米墨国境に『壁』を作ることを公言しました。

 

”メキシコ移民”という具体的な原因の指摘に、

”壁”というかなり突飛な(他の候補者は絶対言わない)解決策を提示したことで

「トランプなら現在の停滞した状況を打破してくれそうだ」

という空気が醸成されました。

この『変わりそうだ』という空気が

トランプへの強力な追い風となり

さらには移民問題に悩むEUの”移民排斥派(=極右)”の台頭をもたらし

ポストトゥルースへと進んでいきました。

 

変革者としての期待を一身に背負ったトランプでしたが

主要閣僚は決めることができず側近は辞任し公約は達成できず

挙句の果てには選挙期間中にロシアと関わりを持っていたかもしれないとして

FBIに捜査されるにまで至ってしまっています。

 

▼トランプ政権「ロシアゲート」の行方(’17/5/23)

https://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2017_0523.html

 

『トランプは私達が望んだような社会の大変革を起こしてくれないじゃないか』という市民の失望が各地に波及し、

”トランプ的なもの”であったEU各国の極右政党、さらにはBrexit後政権の座についたイギリス保守党を失速させるに至りました。

これがポストトゥルース失速の背景です(たぶん)。

 

というとこで終わろうかなーと思ったんですけど

「ほんとにこのままポストトゥルースは終わるのか」

みたいなこと書きたくなったので、書きます。笑

長くなったので続きはまた次回。