ほぼ週刊よこやま

ある一人の友達のために始めたニュース解説記事。私の視点から見えるもの。

【森友問題:真相(たぶん)とちょろっとこれから】

おはようございます。

森友問題はついに籠池理事長の証人喚問となりました。

色んなところから情報が出てきていますが

ちょいちょい付き合わせて

よこやま的に「たぶんこれが真相だろう」と考え至ることができたので

ここに載せておくことにします。

 

問題の経緯

この問題には「土地 / 私学校開設の許認可 / 学園の教育内容」の3つの要素が絡んでいます。

 

【土地】

2013年:問題の土地の売却先を近畿財務局(近財)が公募→森友が手を挙げる

2015年:「買い受け特約付きの定期借地」として学園と契約を結ぶ(国有地は原則一括買取り)

 〃   :「地中からのゴミ発生」により8億円の値引きされ学園も「借地」から「買入」に切り替え

2016年:不審に思った豊中市議である木村真氏が開示請求するも不開示となる(前例なし)

2017年2月:学園への売却価格開示を求めて国を提訴

 〃    :鑑定価格から大幅に値引きされていたことがわかる

 〃    :国会で取り上げられる

 

 

【私学校開設の許認可】

2011年:籠池氏が借入金に関する学校設置認可基準の緩和を府に要求

2012年:府が私学校設立の規制を緩和することを決定

2014年10月:森友学園からの認可申請

 〃   12月:審議会での審議入り

2015年1月  :認可適当と結論

 

 

【教育内容】

教育勅語素読や運動会等々『愛国的』な教育を施していた映像が

かなり頻繁にテレビに流れたと思いますが(視聴率取れるはずなので)

なかには園児への虐待とも取れるような行為があり

「そのような教育機関を首相が礼賛するのか」ということが問題に。

この映像と土地価格の問題が今回の問題を炎上させるかなり大きなきっかけだったと思います。

 

 

真相(たぶん)

この問題の最大の争点は

『小学校の設立にあたり政治家や国家機関が肩入れしたのか』

というこの1点に集約できます。

そして結論から言えば「肩入れしてきました」です。

ただし、明確な指示や問題の大本となる『絶対悪』的なものがあったわけではなく

全員が全員、自分の夢や立身出世のために”手心”を加えてきたということです。

以下推論ですし暴論と取れるような部分もあるかと思いますが書いていきます。

 

森友学園と安倍首相の関係性が取り沙汰されていますが間違いなく懇意な間柄だったはずです。

ご存知の通り首相はかなり保守的な思想の持ち主ですので

籠池理事長の教育方針には深く賛同していたでしょうし

森友学園を皮切りに自分が理想としている”教育”を広めていきたいと考えたのだと思います。

教育への想いは第一次安倍政権時にあれだけの反対がありながらも教育基本法を改正したことにもその強さが滲みます。

だから昭恵夫人の名誉校長就任という話にもなりますし「安倍晋三記念小学校」という名前で寄付を募ることにも応じた。

籠池氏(一家)としては一国の宰相にそこまで取り立てられとても誉れな気持ちだっただろうと思います。

 

ここに付随してくるのが近財と大阪府です。

近財の当時の売買契約責任者であった迫田氏は

森友学園への破格での払い下げが決定した後すぐに国税庁長官に就任しています。

稲田氏の防衛大臣就任等でも明らかなように

安倍氏に思想的に近い人や忖度する人が上へと引き上げてくれるスキームが出来上がっていることは間違いありません。

その”制度”を財務省、近畿財務局(というか迫田氏…なのかな?)が利用した。

それが土地価格があそこまで下がった理由です。

 

続いて大阪府

私学審議会では森友学園の財政基盤の脆弱性を不安視する声が相次いでいました。

認可適当となる直前の審議会でも指摘がなされていたにも関わらず

一転認可適当となった背景には最終決定者である大阪府知事の意向が反映されている

と見るのがごく自然だろうと思います。

現在大阪を席巻している大阪維新の会ですがポッと出の政党で全国での支持基盤は脆弱。

求心力の要だった橋下氏は一線を退いています。

政党の維持発展のために自民党と昵懇であるのは国会を答弁からも明らかです。

 

こういう構造の中で起こったのが今回の問題だったのだと思います。

23日に証人喚問がありますがそこでの与野党の攻防、

そしてその前に今週末世論調査が(まず間違いなく)あるはずなのでその結果も気になるところです。

ちょっとまだまだ書きたいことあるんですけどとりあえずこのあたりにしておきます。