ほぼ週刊よこやま

ある一人の友達のために始めたニュース解説記事。私の視点から見えるもの。

【天皇の”お言葉”から見る日本の政治力学②】

続きです。

はじめに無駄口たたくから長くなるんだということに

最近やっと気づきました。

さっさと本論に入ります。

 

「政治力学」とは

政治は利害関係の調整が主な業務です。

様々な人が掲げる主張を聴き、議論して、

法律(もしくは条例)という名のルールを設け

みんなから集めたお金を適切に分配することで

全ての人が生きやすい社会を醸成していくことが目的です。

 

とは言っても、時間も資源も限られているため、

全てを取り上げて話し合いをし予算を分配するわけにはいきません。

そこで重要と思われることから順に話していきますが、

”重要”と思われることは非常に相対的なため

「これが重要なんだよ!」という人が多ければ多いほど

話し合われる可能性、予算が分配される可能性が高まります。

待機児童問題に端を発した「日本死ねブログ」がまさにこれです。

 

政治家もまた人なので

ある事柄について「重要だ!」と言われても

共鳴するかどうかは人それぞれです。

また社会状況に応じて日々変化していきます。

そんな中で政治家たちに対し

「確かにあなた達が主張するその事項って重要だよね」

と思わせることができる力の大きさ

(当選確率が高くなるという打算も含め)

が政治力学だと考えてください。

うーん。伝わりますでしょうか?

 

例えば「経済って重要だよね」ということは

ほぼ全ての政治家に共有されています。

その先の判断(主張)が違ってきます。

だから…

A「労働者の給料をあげて、消費を活発にしよう」

B「まずは会社の体力をつけるために従業員の給料を下げやすくしよう」

という2つの主張が出てきます。

Aは労働組合がよくする主張で野党(民進、共産、社民、生活あたり)が共鳴しやすいもの。

Bは経団連がよくする主張で与党(自民、公明あたり)が共鳴しやすいものです。

大阪維新は公務員のコストカットを主張しているのでここでは省きます)

この関係性が政治力学です。

色んな主張において

「誰がどういうことを言いやすいか、その主張をサポートしているのは誰か」

という関係性があります。

要は、「政治家の発する言葉の裏に誰がいるか?」ということです。

ちなみに社内政治とか言ったりしますけど、

そこにも力学は発生します。

案外身近な言葉かも知れません。

 

少しお分かりいただけましたでしょうか?

最近は詰め込み過ぎなので一旦ここで切り、

日本の政治力学はどうなっているのか?

という部分は次に譲ろうと思います。