キャメロン政権下で緊縮財政(『支出をおさえる』『増税する』の組み合わせで財政を改善しようとする方法)をとっていたイギリスで困窮する人が出てきました。
困窮した人たちに対し
「EUに加盟していて多くの安い移民労働者が流入してきているのが原因だ」
と主張する人たちが現れ始め徐々に賛同する人が増え始めました。
折しも2015年のイギリス下院議会選挙の年。
キャメロンは
「自分が再任されればEU離脱の賛否を問う」
ことを公約に掲げ勝利を収めました。
その公約通りに今回の国民投票を実施したわけですが、
「まさか離脱することになるとは思ってもいなかった」
というのが本音だそうです。
その後、離脱派と残留派に別れ喧々諤々の議論をするわけですが、
基本的に
離脱派→移民が問題やで。ストップしてグレートブリテンやで。
残留派→移民ゆーてもそこまで問題ないやで。EUおる方がメリットあるやで。
という主張で、
離脱支持者:貧困・高齢層
残留支持者:インテリ・若者層
とほぼキレイに分かれるそうです。
この感じ、アメリカの大統領選と酷似してると思いました。
離脱派がトランプ支持層とかぶるなーと。
で、今さら
「私は離脱に投票したけどまさかこんなことになるなんて。
もう一度できるなら残留に投票したいわ」
みたいなこと言う人がわんさか出てきてるそうです。
イギリスって民度高い国で有名で、
「そのイギリスがこんなことするなんて」
と各方面から驚きの声があがっております。
私もちょっと愕然としました。
こういうところに国民投票の怖さもあるなーと思います。
最後に。
移民排斥を正当化しているおばさんの言葉まとめ
それへの反論
を載っけときます。