ほぼ週刊よこやま

ある一人の友達のために始めたニュース解説記事。私の視点から見えるもの。

【金利据え置きと円高の関係ー①】

パナマ文書が公表になりましたねー。

これから玉石混交さまざまな情報が飛び交うことになると思います。

G7会合後のオバマ広島訪問も決定しましたね。

こちらも憶測を伴ったさまざまな情報が出てくるでしょう。

核兵器廃絶を標榜しノーベル平和賞を取ったアメリカ大統領がどんなコメントを出すか興味津々です。

今週は先月末に発表された”金利”と”為替”の関係、

ひいては円高(安)になることで実体経済にどのような影響があるのか。

というとこまで書ければと思います(たぶん書けない)。

 

金融政策決定会合後の市場の混乱

年に8回開かれる日本銀行の『金融政策決定会合』では、

日本銀行政策委員会』の9人の委員が金融政策(=金利をどうするか)について話し合いをします(ちなみに委員の報酬は年間2000万円程度)。

1月末の会合で日本の金融政策史上初のマイナス金利導入を決めて以来の会合でした。

今回の会合で『マイナス金利策の増進(=金利をさらに下げる)』が決定されることは

ほぼ間違いないだろうと予測されていました。

市場ではさらなる景気回復のためには通貨の流通量のさらなる増加が必要だと考えられていたからです。

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※市場予測について※

金利のような中央銀行の決定事項や、

GDP等の経済指標が発表される前には必ず

『こういう値になるはずだ』という”市場による予測”がなされます。

金融市場は大衆心理が大きく反映されるので、

実際の発表が”予測”と同じであれば大きな変化はありませんが

“予測”と違った場合には投資家たちが動揺するため

(特に)為替と株式の市場が荒れます。

そういうもんなんです。

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しかしながら、会合はこの市場予測を大きく裏切ることになります。

12時に金利の据え置きが発表されると市場は株安・円高へと動きました。

 

 

為替と株の関係

そもそも、なぜ金利と株と為替が連動するのかという話です。

その前に為替と株が互いにどう影響するかを話しておきます。

前回も書きましたが『円は安全だ(=暴落しない)』と認識されているため

情勢が不安定な時、投資家たちは自分の資産を守るために

ドルやユーロなどの通貨を売って円を買う傾向にあります。

為替も需要と供給の関係で相対的に値段が決まるため、

円が買われる=市場での流通量が少なくなる=円の価値があがる→円高

ということになります。

円高になると輸出には不利になるため

輸出関連企業の株が売られやすいことなどもあり株安となります。

 

また日本の株式市場には外国人投資家が多く参入しています。

株の購入には『証拠金』というのが必要になるのですが、

これはもちろん円建てで用意する必要があります。

株価が堅調な場合、値上がりした分の証拠金を別の投資にまわすため円が売られます(つまり円安になる)。

株価が下がり始めると証拠金を積み増す必要にかられるため円が買われます(つまり円高になる)。

 

これ世界でも日本だけしかあてはまらないのですが、

株高(安)→円安(高)

円高(安)→株安(高)

という関係性が成り立ちます。

とりあえず『株と為替は相反する動きをする』ということだけ覚えておいてください。

 

次回

やっぱり株と為替はどういう相関なのか。というとこで力尽きました。

余力があれば今日中に金利と株・為替がどう関係しているのか。

そしてそれは実体経済にどう影響するのか、

また私たちの暮らしにどう関係するのかということを書きます。たぶん。