ほぼ週刊よこやま

ある一人の友達のために始めたニュース解説記事。私の視点から見えるもの。

【なぜトランプなのか】

前回の大統領選は制度をチラッと話して終わってしまったので、今回は候補者の中でもたぶん気になってるであろうトランプにフォーカスしてみたいと思います。

 

トランプとは

大統領選でトランプの名前を知った人が多いと思います(私もその一人)が、米国では超有名人(だそう)です。

トランプは1964年生まれの69歳。生粋のニューヨーカー。実業家で不動産王。

資産は日本円で約5000億円(45億米ドル)。

テレビ番組にも出演して知名度は抜群。

1980年後半に会社が傾くも資産整理等で危機を乗り切り再び不動産王の地に返り咲いた人です(by wikipedia)。

日本で言えばホリエモンくらいの知名度なんかな?知らんけど。

とりあえず『誰もが知ってる』くらいの存在感なのだろうと思います。

 

トランプはなぜ”ウケる”のか

共和党の予備選出馬を表明した時は「すぐ落ちるだろう」と泡沫候補扱いでしたが、現在では予備選報道の主役が彼の定位置となっています。

共和党関連報道は、「トランプかそれ以外か」という論調で書かれることが多い気がします。

 

トランプは大衆から熱烈に支持されているイメージがありますが、実は「具体的に何をするか」という政策を語っていません。

彼の主張は、

・移民の排斥

・強いアメリカの復活(”Make America great again")

の2点に収斂します。

端的にまとめると、

アメリカには仕事が必要だ。その仕事は移民達が奪っている。そして中国もまたアメリカの仕事を奪っている。こいつらをなんとかしてアメリカ人に仕事を取り戻すぞ!」

ということです。

また、

オバマ大統領はイスラム教徒」

「メキシコ系移民は強姦犯」

イスラム教徒は入国禁止」

等の(一見とんでもない)発言が、『おれ達の気持ちを代弁してくれている』と共感を呼び、白人の中年以上の貧困層から熱烈に支持されているということです。

 

共和党支持者たちの憂鬱

共和党の支持基盤は地方の白人層です。

この人達は極右的なものから中道まで幅広くふわっとしています。

それ以外にしっかり固まっていて意見を汲みやすい支持者が

・金融界

キリスト教原理主義者達(いわゆる茶会『ティーパーティー』と呼ばれる人たち)

の2つです。

これまでの共和党内の予備選を勝ち抜き、大統領選を戦うためには彼らの支持が必須だったため、自分の思想信条がどうであれこの2つの大きな支持基盤に迎合するような政策を提示する必要がありました。

例)

法人税減税→金融界

堕胎・同性婚の禁止→キリスト教原理主義

などです。

この構造にたぶん共和党支持者たちは辟易していたのだろうと思います。

そこに”両支持基盤にすり寄らない”候補者が現れた。

しかも一度挫折を味わっているからおれ達(貧困層)の気持ちもわかるはずだ。

というのがトランプブームの理由なのだろうと思います。

 

終わりに

ちょっと書き散らした感あります。

時間かけずにダッと書いたので読みにくいですよね。すみません。

多分に私見が入っておりますのでちょっと斜に構えて読んでいただけると幸いです。

個人的にトランプは煽動政治家(デマゴーグ)だと考えていたのですが、彼はたぶん言いたいことを言っていて、その放言が一部の層に非常にウケるということにアメリカの闇を見た気持ちになります。

特定の攻撃対象者を創造しそこに行き詰まりの原因を見出す。

それさえ取り除けばすべて上手くいくかのような言説はわかりやすいし効果的なためよく使われる手口ではあります。

農業界で言えばJAとか。

これからどうなっていくのか。見守っていきたいと思います。